スーパーGT300クラスに2014年から参戦を開始したLM Corsaは6日、2015年のスーパーGT参戦体制を発表した。
2014年からBMW Z4 GT3を導入し、飯田章/吉本大樹というコンビでスーパーGT300クラスに参戦を開始したLM Corsa。新チームながら初年度から高い戦闘力を発揮し、佐藤晋也を加えた第6戦鈴鹿では見事に優勝を飾っている。
もともと大阪トヨペットグループを母体としたOTGモータースポーツを主体としたLM Corsaだが、2015年に向けては新たな体制が敷かれることになった。今季はOTGモータースポーツと、スーパーフォーミュラでもお馴染みのINGINGモータースポーツがタッグを組み新生『LM Corsa』として始動する。
それにともない、チームは2台体制へと変化。新たに2015年から導入される新GT3カー、レクサスRC F GT3を投入し、RC Fを60号車としてOTGがメンテナンスを担当。昨年までの60号車だったZ4は、51号車として参戦しINGINGがメンテナンスを担当する。
ドライバー体制も非常に豪華だ。RC Fの60号車は、昨年同様飯田と吉本がドライブ。車名は『SYNTIUM LMcorsa RC F GT3』となる。一方、Z4の51号車には、1994年からJGTCに参戦し、GT300クラスで三度のチャンピオンを誇る大ベテラン、新田守男が加入。さらにひさびさのGT参戦となる脇阪薫一が加わった。
どちらも体制としては申し分ない強力なラインナップ。特にレクサスRC F GT3は世界的に見ても注目の参戦と言える。今季のスーパーGTを盛り上げる存在となりそうだ。
LM Corsa 2015年スーパーGT参戦体制
No.60
マシン:レクサスRC F GT3
車名:SYNTIUM LMcorsa RC F GT3
タイヤ:ヨコハマ
ドライバー:飯田章/吉本大樹
チーム代表:俣野俊典
チーム監督:小林敬一
メンテナンス:OTGモータースポーツ
No.51
マシン:BMW Z4 GT3
車名:TBN
タイヤ:ヨコハマ
ドライバー:新田守男/脇阪薫一
チーム代表:俣野俊典
チーム監督:小林敬一
メンテナンス:INGINGモータースポーツ