ヘレスでのF1合同テスト4日目最終日、ダニール・クビアトがレッドブルRB11の走行を担当した。この日も再びマシンにトラブルが発生したが、クビアトは有意義な一日だったと述べている。
ダニエル・リカルドが担当した初日、レッドブルにはいくつかのテクニカルトラブルが発生、2日目にはクビアトがコースオフによりスペアのないフロントウイングを壊してしまったため、予定していた作業を行うことはできなかった。3日目も走行開始直後にパワーユニットに問題が発生、交換が必要となり、リカルドは走行時間を大幅にロスした。
最終日の午前中、レッドブルは再びトラブルに見舞われ、ERSの問題でマシンがコース上にストップ、ランチタイム前までガレージで修理に時間を費やすことになった。しかしその後走行を初めてからは順調だったということで、4日間のテストを通してトラブルが続出し時間を失ったのは確かだが、予定していた主な作業はこなせたため「かなりいい状態で」ヘレスを発つことができるとチームは述べている。
クビアトは64周を走行、1分23秒975で8人中7位となった。
「午前中にはトラブルが発生したけれど、それを解決し、午後には順調に走行することができた」とクビアト。
「今日はたくさんの周回を走ることができてとても満足している」
「全体的に見てとても有意義な一日だった。ポジティブな要素がいくつもあった。僕らは自分たちの今の状態も、次のバルセロナテストで何を目指すべきかも把握している。今週は進歩することができたし、これからもっと向上できると期待している」