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WTCC参戦のラーダ、プレシーズンテストを欠席。「開発に専念」

2015年02月04日 12:30  AUTOSPORT web

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ラーダは、昨年までのグランタからベスタにマシンを変更し、2015年のWTCCに参戦する。
WTCC世界ツーリングカー選手権に参戦するラーダは、今月バルセロナで開催されるプレシーズンテストへ参加せず、今季から投入する新型ベスタの開発に注力することを明らかにした。

 WTCCのシーズン開幕戦は3月6日にアルゼンチンで行われるが、それに先立ちプレシーズンテストが、2月13日にスペインのカタロニア・サーキットで開催される。

 ラーダは、昨シーズン2勝を挙げたグランタからベスタにマシンをスイッチし、2015年のWTCCに参戦することを明らかにしている。ドライバーは昨年と同様に、ロバート・ハフとジェームズ・トンプソン、ミハイル・コズロフスキの3人を起用。3台体制でシーズンを戦っていく。

 チームはリリースの中で、「私たちは新型エンジンのテストを成功させており、現在はニューマシンであるベスタの開発に注力している」と述べている。

「スケジュールはとてもタイトだ。開幕戦アルゼンチンに万全を期すべく、エンジニアとメカニックは昼夜を問わず作業にあたっている」

「いちからマシンを製作していること、今季のオフシーズンが短いことから、私たちはフランスの開発拠点に留まる決断をした。限られた時間を有効に使い、リソースを集中させるべく、プレシーズンテストには参加しない」