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公募展『FACE展 2015』、700人超える応募から選ばれた入選作品70点を紹介

2015年02月03日 19:40  CINRA.NET

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グランプリ 宮里紘規『WALL』2014年 ミクストメディア
『FACE展 2015(損保ジャパン日本興亜美術賞展)』が2月21日から東京・新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催される。

今年で3回目の開催となる同展は、損保ジャパン日本興亜美術財団の公益財団法人への移行を機に創設され、財団設立以来35年に及ぶ作家支援活動の理念を継承した公募コンクール形式の展覧会。審査員には同美術館館長の原口秀夫のほか、多摩美術大学教授の本江邦夫、東京国立近代美術館副館長の松本透、東京オペラシティアートギャラリーのチーフキュレーターを務める堀元彰、上野の森美術館学芸員の坂元暁美が名を連ねている。

展示作品は、748点の応募作品から選出された受賞作品9点および入選作品61点の全70点。なお、今回のグランプリには宮里紘規の『WALL』、優秀賞には大橋麻里子の『La Foret』、和田和子の『ガーデン(木洩れ日)』、村上早の『カフカ』が選ばれている。また、会期中は来場者投票による『オーディエンス賞』の選出を行い、次回の同展開催時に展示する。なお今回、グランプリ、優秀賞を受賞した4人の作家は、3年ごとに開催予定のグループ展に出品される。