ヘレスでのF1合同テスト2日目、ザウバーC34をルーキーのフェリペ・ナスルが初めてドライブした。
今年F1デビューを果たすナスルが今週のテストに初登場、C34に慣れることを一番の目的にこの日の走行を行った。
マシンには大きなトラブルは発生せず、午前中にはシステムチェック、セットアップなどの作業を行い、午後にはタイヤコンパウンドやパワーユニットのセッティングを評価した。終盤予想外の雨が降ったことで、プログラムの調整を強いられたものの、これによりナスルはウエットでの走行を経験することができた。
ナスルは88周を周回、ソフトタイヤでマークした1分21秒867のタイムで8人中2番手となった。
「素晴らしい一日だった」とナスル。
「たくさんの周回を走りこむことができ、すべてに満足している。システムや手順、マシンの性格に慣れつつある。僕らがどの位置にいるのか今後知るためのいいスタートになった」
「僕にとっては新しい環境に慣れることが重要だった。長い一日を過ごし、ドライとウエット、両方のコンディションを経験し、さまざまな状況に適応することができた。これから細かい作業に取り掛かることができるだろう」