ヘレスでのF1合同テスト2日目、チャンピオン、ルイス・ハミルトンが初登場、メルセデスF1 W06ハイブリッドのステアリングを握った。
ハミルトンは午前中からロングランを交えながらランチタイム前に91周を走行、しかし水漏れが発生し調査のためこの日の走行を切り上げることとなった。
ハミルトンのベストタイムは1分22秒490で8人中4番手だった。
先週シェイクダウン走行を行ったものの、この日が初の本格走行となったハミルトンは、昨年のW05と比べて感触はどうかと聞かれ、「去年と同じだ」と答えた。
「少しダウンフォースが増しているが、それ以外はハンドリングは全く変わらない」
「シートも去年のものを使っている。ステアリングホイールも同じ、コクピットも同じ。ただ少しダウンフォースが増えただけだよ」
「マシンの性格はほぼ同じだと感じる」
テスト初日に担当したニコ・ロズベルグは157周を走りこみ、ハミルトンはトラブルに見舞われながらもこの日最多の周回数を走破した。ハミルトンは、信頼性を強化するというチームの目標に関していい手応えを感じると述べた。
「最初の2日間でこれだけいい走りができたのは素晴らしいと思う」とハミルトン。
「大きな前進だ。これをベースにこの調子でさらに向上していきたい」
翌3日は再びロズベルグがテストを担当する。