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三池崇史監督の新作『極道大戦争』、追加キャストに成海璃子、高島礼子、ピエール瀧ら

2015年02月03日 12:40  CINRA.NET

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上段左から市原隼人、成海璃子、リリー・フランキー、青柳翔、高島礼子、下段左から渋川清彦、優希美青、ピエール瀧、でんでん、特報に登場するカエル ©2015「極道大戦争」製作委員会
三池崇史監督の新作映画『極道大戦争』の公開日が6月20日に決定。あわせて新たなキャストと特報が公開された。

今回出演が明らかになったのは、市原隼人が演じる「ヤクザヴァンパイア」化する主人公・影山亜喜良の覚醒を支えるヒロイン・杏子役の成海璃子、史上最強という伝説を持つヤクザの組長・神浦玄洋役のリリー・フランキー、神浦組の若頭役の高島礼子、初のヤクザ役に挑む劇団EXILEの青柳翔、これまでにも三池監督の作品に多く出演している渋川清彦、ヤクザ役のピエール瀧、ヤクザヴァンパイアに変身する女子高生役の優希美青、親分を殺されて苦悩する影山を導く人物を演じるでんでんの8人。公開された特報には、雄たけびをあげる市原の姿や、口から血を流す優希の様子に加え、金属の棒を振り下ろす謎のカエルの姿が映し出されている。

『極道大戦争』は、死闘の末に刺客に体を八つ裂きにされた瀕死の神浦に首筋を噛み付かれ、「血の儀式」の洗礼を受けた舎弟の影山が、神浦の遺志を受け継いでヤクザヴァンパイアになり、敵を討ちながら覚醒していく様を描く「極道ヴァンパイア映画」。主演の市原は、同作のために自ら肉体改造を行って本格的なアクションに挑戦しているほか、映画『ザ・レイド』のインドネシア語版でマッド・ドッグ役を演じたことでも知られるヤヤン・ルヒアンが全身凶器の殺し屋で影山の宿敵となる狂犬役を演じる。なお撮影は、三池監督が助監督時代を過ごしたという日活撮影所内に全長100メートルの「毘沙門仲通商店街」のオープンセットを作り上げて行われた。

■成海璃子のコメント
10年ぶりに三池組へ参加できて嬉しいです。私はヤクザ化しなかったので、すこし寂しかったです。 ヤヤン・ルヒアンさんのファンなので共演できて光栄でした。

■リリー・フランキーのコメント
監督の演出はもの凄く独特で興味深く、「明日もまた行きたい」と思わせてくれる現場でした。

■高島礼子のコメント
もともと三池監督の作品が大好きだったので、オファーをいただいた時は不安よりも嬉しい気持ちが勝ってました。現場に入ってしまったら、このキャラクターを男が演じるか、女が演じるかはたいした問題ではないんだと気づきました。今回、全てが初体験でとても楽しませていただきました。

■三池崇史監督のコメント
観客の皆さんには、自分の物差しで計算できるものだけでなく、こういう映画もあっていいんだと、おもいっきりこの作品を楽しんでもらいたいなと思います。