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ホンダ「困難な一日。明日こそ走行を」/F1ヘレステスト2日目

2015年02月03日 12:00  AUTOSPORT web

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ヘレステスト2日目 ジェンソン・バトン(マクラーレンMP4-30)
ヘレスでのF1合同テスト2日目、ジェンソン・バトンによりマクラーレン・ホンダMP4-30のテストが行われたが、前日に続きトラブルに阻まれ、ほとんど走行できずに終わった。しかしホンダF1プロジェクト総責任者、新井康久氏は、今まで起きた主な問題は解決できたと考え、テスト3日目に期待を抱いている。

 初日はフェルナンド・アロンソによりMP4-30のコースデビューが果たされたが、テクニカルトラブルのため周回数は合計6周にとどまり、タイムは1分40秒738で7人中7位という結果だった。

 2日目に期待がかけられていたが、この日も午前中の最初の走行で再びトラブルが発生。問題の処理に長時間費やされた後、バトンはセッション最後に雨が降った後のウエットの路面で1周し、それによって問題解決が確認できたとチームは述べている。

 結局バトンは6周走行、タイムは1分54秒655で、8人中ノータイムのダニール・クビアトを除く最下位の7位となった。

 新井氏は、これまでの問題は解決済みであるとして、テスト3日目こそはMP4-30が周回を重ねられることを期待していると語った。

「今日もまた困難な一日になりました。でもこの2日間に走行を妨げた主な問題は解決したと考えています」と新井氏。

「ほとんど走行できてはいませんが、我々のエンジニアたちは作業においてマクラーレンの全スタッフと緊密な関係を築き始めており、彼らにとって学習する重要なプロセスとなっています。それは非常にポジティブなことです」

「明日は一歩前進し、より多くの周回を走れることを期待しています」

 テスト3日目は再びアロンソが走行を行う。