2015年初のF1合同テストがヘレスでスタート、バルテリ・ボッタスがウイリアムズFW37のステアリングを握った。初日から確実にマシンが進歩したことを感じたと、ボッタスはポジティブな感想を述べている。
ウイリアムズは前日にパーツの到着が遅くなった影響で1日の走行をスタートするのが遅れたが、その後は順調に走行を重ね、ボッタスは73周を走行して1分23秒906で7人中5番手のタイムを記録した。
「走り出すのは少し遅れたけれど、最終的にはいい一日になった」とボッタス。
「最初に後れはあったが、それ以降FW37には何もトラブルは起こらなかった。新車でのテスト初日であることを考えると期待を感じる」
「短めのランから始め、午後には長めの走行を行った。マシンは一貫していて、テストの初日として順調だったと思う」
「昨シーズンからマシンをさらに前進させることができて喜んでいる。まだ学習することはあるし、改善すべき点もあるけれど、どのエリアに前進の余地があるのかは分かっている。マシンパフォーマンスとパワーユニットを改善するためもっと努力していく必要がある。このマシンにはたくさんの強みがある。たった一日で大きく進歩したからとても喜んでいる」
テスト初日からマシンの進歩を感じられたかという問いに対し、ボッタスは「イエス」と答えている。
「数周走っただけでマシンにいい感触を持った。コーナーでの安定性が増した。そのためマシンへの信頼感が高まり、とてもいい感じだった。去年の時点でいいマシンだったのに、すでにもっとよくなったと感じる」