2015年初のF1合同テストがヘレスでスタート、ダニエル・リカルドがレッドブルRB11の走行を担当した。この日はトラブルのため周回を思うように重ねられなかったもののマシンの向上は感じるとリカルドは語っている。
午前中、マシンから白煙が上り、チームはランチタイムに修復に当たることになった。リカルドの1日の周回数は35周にとどまり、1分23秒338のタイムで7人中4番手となった。
レッドブルRB11にはバッテリートラブルが発生しこれによりリヤブレーキのオーバーヒートが引き起こされたと報じられている。また、午後にもテクニカルトラブルが起こり、これによりリカルドは走行を切り上げている。
「午前中はとても順調で、ある程度走ることができた。だから第一印象はいいんだ」とリカルド。
「明日以降もさらに周回を重ねることができるだろう。今のところはすべてに関して大きな期待を持てる。一歩前進したと感じるよ。詳しいことを言うつもりはないが、確実に前進している。それほど多くの周回を走れなかったけれど、去年の初テストの時よりは間違いなくたくさん走れたよね!」
「全体的にすべてが期待どおりの動きを見せている。いくつか問題は起きたけれど、走行している時のマシンはすべてが正常だった。いい初日だったよ。いくつかポジティブな兆候が見られた」
初日からロングランを行い157周を走りこんだライバル、メルセデスについては、「特に驚いてはいない」とリカルドは言う。
「彼らの去年のパッケージは素晴らしかったし、それをさらに改善し、完成度を高めてきたのだろう」
「でもおじけづいたりはしていない。追いつくことを目指せると考えている」