2015年F1を戦うマクラーレン・ホンダMP4-30が、ヘレス合同テストの初日、フェルナンド・アロンソのドライブによりコースデビューを果たした。
昨年テストカーMP4-29H/1X1をシルバーストンでシェイクダウンし、アブダビ合同テストで走らせてはいたものの、2015年の新車で走るのはこの日が初めてだった。
午前中には順調にマシンを始動、1周のインスタレーションランを繰り返し、昼ごろには3周から成る走行を行った。
しかしその後、テクニカルトラブルを時間内に解決することができなかったため、走行を再開することができず、この日にプログラムを切り上げる結果になった。
結局アロンソは合計6周を走行、タイムは1分40秒738で7人中7位という結果だった。
しかしホンダF1プロジェクト総責任者、新井康久氏はすでに問題は解決済みと述べており、テスト2日目の走行が期待される。月曜にはジェンソン・バトンがMP4-30を初めてドライブする。