トロロッソの新ドライバー、マックス・フェルスタッペンが、F1デビューに向けて準備は整っていると語り、テスト2日目から2015年型マシンSTR10の走行をスタートするのが待ち遠しいと述べた。
2月1日から今年初の合同テストが行われるヘレスで、1月31日、トロロッソはチーム首脳陣とドライバーふたりが立ち合い、STR10を披露した。
2015年シーズンに向け、トロロッソはドライバーラインナップを一新、フェルスタッペンとカルロス・サインツJr.のルーキーペアを起用した。
フェルスタッペンは、元F1ドライバー、ヨスの息子で、FIAヨーロッパF3選手権に昨年初参戦しランキング3位を獲得した。
レッドブルは昨年8月、フェルスタッペンのジュニアチームへの加入を発表、その数日後、2015年のトロロッソのレースドライバーとして彼を起用することを明らかにした。フェルスタッペンは17歳でF1史上最年少ドライバーとしてF1デビューを果たす。
昨年のうちにトロロッソで金曜フリー走行に3回参加、最終戦後のアブダビテストでも走行しているフェルスタッペンは、デビューを迎える準備はできていると語った。
「シーズン開幕が待ちきれない思いだ。明日はとても長い一日になりそうだよ。カルロスが乗るのを見ていなければならないんだから!」とフェルスタッペン。
ヘレステストでは、サインツJr.が1日目と3日目、フェルスタッペンが2日目と4日目の走行を担当する。
「2014年のマシンはアブダビテストの2日間と金曜フリー走行で経験済みだ。シミュレーターにも乗ったし、準備は整っていると感じる。このエキサイティングなチャレンジに立ち向かうのが楽しみだよ」
「スペインで6日間走った後、僕にとってデビュー戦となるオーストラリアに向かう。カートを始めた時からずっと楽しみにしてきた瞬間がいよいよ訪れるんだ」