レクサスと『グランツーリスモ』シリーズをリリースするポリフォニー・デジタルは30日、グランツーリスモ6で展開されている『ビジョン・グランツーリスモ』の1台として、『レクサス LF-LC GT “Vision Gran Turismo”』を発表した。
ビジョン・グランツーリスモは、グランツーリスモの15周年を記念し、世界中の自動車メーカーが作り上げた未来のクルマ像をイメージした車両が登場するコンテンツ。これまでも多くの自動車メーカーが車両をリリースし、モータースポーツをイメージする車両も多数登場している。
そんなビジョン・グランツーリスモの1台としてレクサスから登場したのは、いまにもスーパーGTに登場しそうな『LF-LC GT “Vision Gran Turismo”』だ。それもそのはず、現在スーパーGT500クラスにはRC Fで参戦し、GT3にもRC Fを投入するレクサスの取り組みを背景に、「夢のクルマで世界を舞台に戦いたい」という情熱に応えるべく開発され、スーパーGTやニュルブルクリンク24時間への参戦を想定して作られたものだ。
ベースとなるラグジュアリークーペコンセプトLF-LCは、2012年のデトロイトショーで公開されたレクサスの未来に向けたスタディモデル。そのLF-LCをベースに、CALTY DESIGNによるレクサスのデザインフィロソフィーに基づく革新的な表現と、レクサスレーシングが培ってきた実践的なアプローチを融合して開発が進められたという。
マシンカラーリングにも、レクサスが実際にレーシングカーに用いているブラッシュストロークのラインが描かれており、非常にリアル。この『レクサス LF-LC GT “Vision Gran Turismo”』は2015年春の無料アップデートを通じて配信される予定だ。