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トヨタ、今季のTDP育成ドライバー3名を発表

2015年01月31日 15:40  AUTOSPORT web

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2015年のTDP育成ドライバーに選出された平川亮。今年はスーパーフォーミュラに引き続き参戦するほか、スーパーGT500クラスに初のフル参戦を果たす
トヨタ自動車は30日、2015年のモータースポーツ活動体制を発表し、今季のTDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)育成ドライバーを発表した。今季は平川亮、中山雄一、山下健太の3名が選出されている。

 TDPは、日本や世界のトップカテゴリーで活躍できるレーシングドライバーの育成を目的としてトヨタが実施している若手育成プログラム。中嶋一貴や小林可夢偉、石浦宏明、平手晃平、大嶋和也、国本雄資という、今年も国内外のトップカテゴリーで活躍するドライバーたちもこのTDP出身だ。

 今年のTDP育成ドライバーには平川、中山、山下の3名が引き続き選出されることになった。平川は今年スーパーGT500クラスに初のフル参戦、中山もGT300クラスに初のフル参戦を果たすほか、ふたりはともにスーパーフォーミュラへの参戦も継続する。また昨年の全日本F3選手権で王座争いを繰り広げ、ランキング2位でシーズンを終えた山下は、今年もPETRONAS TOM'Sから全日本F3に参戦する。

 また、ドライバー育成プログラムの一環として、今年もFTRS(フォーミュラ・トヨタ・レーシングスクール)が8月10日~13日の日程で実施される。このFTRSでは将来のトップドライバーの発掘・育成を目指すとともに、将来性の見込めるドライバーには翌年以降のレース参戦の支援も行っていく予定だ。

 加えてトヨタは、今年からスタートする国内FIA-F4シリーズに参戦する若手ドライバーの支援も行っていくことを同時に発表している。