スウェーデンのデザイナー、Gabriel Sarkijarvi氏がデザインした「The Illusion Chair(イリュージョン・チェア)」は一見したところ、なんの変哲もない木製の椅子。
しかしこの椅子、じっと見ていると何かが見えてくる。
ぼんやりと浮かび上がってきたのは、この椅子を作ったSarkijarvi氏の顔。
そう、こちらは実は自画像を背もたれにデザインできる椅子なのだ。
液晶テレビの画面に使われるラスター(テレビ画面上の水平走査線のパターン)に似た技術を使い、背もたれに使われている板の幅を微妙に調節することで、顔が浮かび上がるのだそう。
細部の微調整が必要なこともあり何度も失敗したようだが、試行錯誤を経てようやく完成に至ったとか。
Sarkijarvi氏の場合、顔の半分を覆う髭が特徴的なため、パッと見でも分かりやすい。
こういう印象的な特徴を持つ人には、オススメのデザインのようだ。
自宅に大きな自画像を飾るよりも、控えめな自己主張がなかなかオシャレかも!?
Gabriel Sarkijarvi
http://mocoloco.com/archives/030239.php
・チェア(まとめ)