今年ザウバーと契約し、F1デビューを果たすフェリペ・ナスルは、昨年ウイリアムズのテスト&リザーブドライバーを務めた経験を通して準備を整えることができたと語った。
ブラジル出身22歳のナスルは、2011年イギリスF3チャンピオンであり、2014年にはウイリアムズのテスト&リザーブドライバーとしてFP1に5回出場、テストに3回参加している。
「今年はデビューイヤーだからたくさんのことを学ばなければならない」とナスルはC34の発表に際してコメントした。
「まだいくつか走ったことがないサーキットがあるんだ。でもこのチャレンジに立ち向かう準備はできていると思う。去年ウイリアムズでテスト&リザーブドライバーの役割を担い、すべてのレースウイークエンドに立ち会った。それにマシンを何度か走らせる機会もあった。だからF1をある程度は理解できていると思う」
「そこからさらに一歩踏み出してF1レースドライバーになる。2014年の経験を生かし、ザウバーF1チームを再びポイントが取れる位置に戻すため力を尽くす」