映画『カイト/KITE』が、4月11日から全国で公開される。
同作は、アニメーターの梅津泰臣が1998年に手掛けたR-18指定のアニメーション作品『A KITE』の実写映画版。少女たちが性の奴隷として売買されている近未来を舞台に、幼い頃に両親を殺され、父の親友で刑事のアカイに暗殺者として育てられた少女・サワが、娼婦になりすましながら人身売買組織への復讐を果たしていく様を描いたSFアクション映画となる。なお原作は、クエンティン・タランティーノ、ロブ・コーエン、デヴィッド・R・エリスらがファンを公言しているとのこと。
主演を務めるのは、女優オリビア・ハッセーの娘インディア・アイズリー。さらに、サミュエル・L・ジャクソン、『華麗なるギャツビー』などのカラン・マッコーリフがキャストに名を連ねている。監督を務めるのは、マイケル・ジャクソン、Ozzy Osbourne、ロッド・スチュワートら数多くのミュージシャンのPVを手掛けているラルフ・ジマン。ロケは全編にわたってジマン監督の出身地である南アフリカで行われたという。なお、日本ではR+15指定での上映となる。