ニッサン/ニスモのグローバル用Twitterアカウント(@NISMO)が30日、『A new era is about to begin(新時代が始まろうとしている)』と題し、写真をツイートした。ガレージと推測される建物の中にはLMPカーが確認でき、レッドに彩られている。
2015年からル・マン24時間/WEC世界耐久選手権に復帰するニッサン/ニスモは、ニッサンGT-Rの名を冠した『GT-R LMニスモ』で最高峰のLMP1クラスに参戦する。現在グローバルな体制でマシンが開発されており、アメリカを拠点にテストされていると言われている。
また1月下旬には、オースティンで撮影されたと思われるテスト画像がスクープ。プロトタイプカーとしては極端に長いフロントから、FRレイアウトになるのではないかと推測されている。
マシンのディテールも気になるところだが、注目のポイントとも言えるのがカラーリングだ。これまで、特別枠のガレージ#56に出場してきたニッサンのマシンは、ニッサン-デルタウイングはブラック、14年に登場した電気レーシングカーのZEOD RCはホワイトとブルーだった。
一方で、ニッサン/ニスモのワークスカラーは、スーパーGT500でも採用されているニスモレッド。30日にツイートされた画像を見ると、それに近いレッドのカラーリングが見え隠れしている。『GT-R LMニスモ』の公開は2月1日に開催されるスーパーボウルのCM内だと言われているが、その告知画像内のヘルメットカラーもレッドだった。
ニッサンのル・マン挑戦と言えば、グループCカー時代やGT1/LMP時代のトリコロールが印象的。しかし、現代のニッサン/ニスモのイメージカラーはレッドであり、この画像を見る限り、そのイメージを反映するものになりそうだ。実際のマシンはいったいどんなものになるのか……!? 発表が待ち遠しいところだ。