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DTM:メルセデスベンツ、F3出身のルーカス・アウワーの起用を発表

2015年01月29日 19:30  AUTOSPORT web

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メルセデスベンツからDTMに参戦することになったルーカス・アウワー
DTMドイツツーリングカー選手権に参戦するメルセデスベンツは29日、弱冠20歳のルーカス・アウワーを2015年のDTMドライバーとして起用すると発表した。

 アウワーは1994年オーストリア生まれ。2012年にドイツF3でランキング2位を獲得し、2013年にはF3ヨーロピアン選手権にステップアップ。13年はプレマパワー、14年はミュッケと、2年連続でメルセデスベンツエンジンを搭載したマシンで参戦し、どちらもランキング4位となった。

 そんなアウワーはオフのDTMテストに参加し、そこでの評価によってDTMのレギュラーシートを得ることになった。メルセデスエンジンを搭載したF3からDTMにステップアップするドライバーは17人目になるという。

 すでにDTMメルセデスでは、26日に正ドライバーのひとりとしてGT3レースで活躍してきたマキシミリアン・ゴッツを起用することを発表しており、アウワーは15年に参戦するドライバーのうち、ゲイリー・パフェット、ゴッツに続く3人目のドライバーとなった。

「DTMのラインナップに加わることは、僕の中でも重要なステップになると思う。メルセデスファミリーの一員であることを本当に誇りに思うよ」とアウワー。

「昨年終わりのヘレステストは素晴らしい経験だったんだ。メルセデスAMG C63 DTMのコクピットに戻るのが待ちきれないし、今はデビューに向けて準備を進めているんだ。1年前にはまったく想像していなかったけど、簡単な仕事ではないと理解しているよ」

「DTMは恐ろしくレベルが高いライバルたちと戦うシリーズだ。でも、冒険に臨むために学習する準備はできているよ。僕はメルセデスベンツと一緒に、両手でチャンスをつかみにいくつもりだ」