ホンダのイギリス法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは28日、3月3日からスイスのジュネーブで開催されるジュネーブモーターショーで、ヨーロッパ向け新型シビック・タイプRを世界初公開すると発表した。
この新型シビック・タイプRは、ヨーロッパ向けの5ドアシビックをベースに『歴代最高のシビック・タイプR』を目指して開発されたスポーツモデル。走りと燃費性能を高次元で両立させる新世代パワートレイン『VTEC TURBO』シリーズのひとつである2リッター4気筒直噴ガソリンターボエンジンを初搭載するとともに、走るための機能を追求したエクステリアデザインやシャシーにより、加速性能やハンドリングなどにおいて圧倒的な走行性能を実現しているという。
WTCC世界ツーリングカー選手権での経験も注ぎ込まれる新型シビック・タイプRは、これまで14年のパリショー等でコンセプトモデルが出展されてきたが、いよいよその市販バージョンが姿を現すことになる。
ジュネーブショーではシビック・タイプRの他にも、ヨーロッパでは初登場となるNSX、燃料電池自動車のコンセプトモデルであるFCV CONCEPT、新型HR-V(日本名ヴェゼル)、新型ジャズ(日本名フィット)などの欧州市場向け新型車を出展するほか、いよいよ1月29日にお披露目されるマクラーレン・ホンダMP4-30も展示されるとのことで、ホンダのスポーツイメージを大きく高めるショートなりそうだ。