ザウバーF1チームの2015年型マシンは、ブルーとイエローを基調としたカラーリングを採用すると報じられている。
ポルトガル語の『Universo(ウニベエルソ)』によれば、チームが今シーズン走らせるC34は、新しいレースドライバーのフェリペ・ナスルが持ち込むブラジル銀行のコーポレートカラー、ブルーとイエローのカラーリングをまとうことになるという。
ブラジル人ドライバーのナスルは、昨年参戦したGP2でブラジル銀行のカラーに彩られたカーリンのマシンをドライブし、ドライバーズランキングで3位につけた。
またUniversoは、ザウバーがこの冬に一時的な資金不足に陥り、新車の開発を一旦中断せざるを得ない状況にあったとも伝えている。
彼らは、2015年のパワーユニットを先日25日にフェラーリから受け取ったばかりで、新車開発の遅れからヘレステストをキャンセルする可能性も伝えられていたが、チームはUniversoに対し「最初のヘレスでマシンを走らせる準備を進めている」と語ったと、motorsport.comが報じている。
ザウバーは、もうひとりのマーカス・エリクソンがヘレステスト初日の走行を担当すると、すでに明らかにしている。