2015年WRC世界ラリー選手権の開幕戦モンテカルロは25日、SS13~15のデイ4が行われ、Mスポーツのエルフィン・エバンスは総合7位を獲得した。オット・タナクは総合18位だった。
■Mスポーツ(フォード・フィエスタRS WRC)
エルフィン・エバンス/総合7位
もっといい結果を出せるポテンシャルがあったけど、いくつか愚かなミスをしてしまった。大きな代償を支払ったものもあったね。タイヤ選択については、いい組み合わせを選べた時もあったけど、あまりよくない組み合わせの時もあった。これは今後の課題だと思っているよ。
全体的に僕たちのマシンが速かったことが、今週末最大の収穫だね。改善しなくちゃいけない所が分かったのもよかった。来年モンテカルロに戻ってくるのが楽しみだよ。
オット・タナク/総合18位
僕たちにとって、悪い週末ではなかった。プッシュはせずに、いいリズムで走ろうと心掛けていた。路面状況はトリッキーだったし、グリップレベルは各コーナーごとにバラバラで、まさしくモンテカルロという感じだったね。
デイ3でのロスが大きく響いてしまったけど、全体を通して、うまくやれたと思う。今週末は色々な経験をすることができた。つらい経験もしたけど次に繋げて、いい結果を出していきたいね。
ヒュンダイのティエリー・ヌービルは総合5位、ダニ・ソルドは総合6位を獲得した。
■ヒュンダイ・モータースポーツ(ヒュンダイi20 WRC)
ティエリー・ヌービル/総合5位
初めてモンテカルロを走り切ることができて、最高の気分だよ。とても難しいラリーだったけど、素晴らしいステージを走ることができて誇らしい気分だ。去年のモンテカルロは残念な結果だったから、今年は慎重に行こうと決めていた。ステージをクリアするごとに自信がついていったから、今日は楽しむことができたよ。
2台揃って完走することが重要だったから、チームにとっても最高の結果だったと思う。この流れを維持してシーズンを戦っていきたいね。
ダニ・ソルド/総合6位
僕たちの目標は2台揃ってラリーを完走することだった。この目標を達成することができて、チームにとっていい結果が出せたと思うよ。ヌービルとのバトルは接戦だったけど、最後の2つのステージでは、彼のほうが少し速かったね。タイムをロスしすぎたステージもあったけど、総合6位という結果には満足している。
週末を通していいペースを刻むことができたし、去年と比べて遥かにいい結果でシーズンを始めることができて嬉しいよ。