2015年WRC世界ラリー選手権の開幕戦モンテカルロは25日、SS13~15のデイ4が行われ、シトロエンのマッズ・オストベルグは総合4位を獲得した。セバスチャン・ローブは総合8位、クリス・ミークは総合10位だった。
■シトロエン・トタル・アブダビWRT(シトロエンDS3 WRC)
マッズ・オストベルグ/総合4位
総合4位でモンテカルロを終えることができて、とても嬉しいよ。マシンは安定していたし、速さもあったと思う。本当はもう少し上の順位を望んでいたけど、総合4位も十分な結果だよね。
次のラリー・スウェーデンまで2週間もないから、気持ちを切り替えて集中していくよ。
セバスチャン・ローブ/総合8位
ラリーを満喫したよ。いいペースを刻むことができたし、マシンは最高だった。最初のステージを走り出した時、コ・ドライバーのダニエル・エレナと1年以上も離れていたとは思えなかったよ。あの感覚には驚いたし、僕らのタイムにも驚いた。最初の2日間はとても難しいコンディションだったけど、出走順が14番手と遅かったからプッシュするしかなかった。
コンディションは僕たちに味方しなかったし、小さなミスのせいで大きな代償を支払うことになったけど、それでもラリーを楽しむことができた。素晴らしい時間を過ごすことができたよ。
クリス・ミーク/総合10位
今日の目標は、パワーステージで追加のポイントを獲得することだった。ひとつ手前のステージでタイヤをセーブできたことが、ローブより0.2秒速く走ってステージ1位を獲得できた要因じゃないかな。
トップタイムを記録したステージがいくつかあったように、僕らには速さがある。これは喜ぶべきポイントだよ。ライバルと争えるってことだからね。
フォルクスワーゲンのセバスチャン・オジェは2年連続で総合優勝を達成した。総合2位にヤリ-マティ・ラトバラ、総合3位にアンドレアス・ミケルセンが入り、フォルクスワーゲンは表彰台を独占した。
■フォルクスワーゲン・モータースポーツ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)
セバスチャン・オジェ/総合優勝
新しいシーズンの幕開けとしては、最高の結果だよ! モンテカルロで勝利することは、どのドライバーにとっても特別なことだと思うけど、ここが地元の僕にとってはさらに特別なんだ。
路面コンディションに関して言えば、今回のモンテカルロは最も難しいラリーのひとつだったよ。序盤のタイヤ選択はとても難しいものだったし、初日はローブと激しいバトルもあったから。チームと路面コンディションをチェックしてくれたスタッフに感謝したい。フォルクスワーゲンにとっても素晴らしい結果だったと思う。