2015年WRC世界ラリー選手権の開幕戦モンテカルロは24日、SS9~12のデイ3が行われ、Mスポーツのエルフィン・エバンスは総合7番手を獲得した。オット・タナクは総合20番手となった。
■Mスポーツ(フォード・フィエスタRS WRC)
エルフィン・エバンス/総合7番手
SS11で衝突してしまったコーナーは、予想よりコーナー出口でマシンが滑ってしまったんだ。それでマシンのリアを壁にぶつけて、サスペンションアームを壊してしまった。なんとか走りきることができてよかったよ。順位を落としてしまったけど、リタイアする事態にならなかったのが救いだね。
オット・タナク/総合20番手
SS10でコースオフしてしまった。難しい区間を過ぎたあとだったから、本当に悔しかった。アクシデントのあとは自信を取り戻すのに時間がかかったよ。難しい路面コンディションが続いていて、いいリズムを掴むのに苦労していたから、気持ちをリセットするきっかけにはなったけどね。
ヒュンダイのダニ・ソルドは総合5番手、ティエリー・ヌービルは総合6番手を獲得した。
■ヒュンダイ・モータースポーツ(ヒュンダイi20 WRC)
ダニ・ソルド/総合5番手
今日は素晴らしい日を過ごせたし、総合順位で5番手に入ることができて満足しているよ。今日は簡単なラリーではなかったけど、モンテカルロに簡単な日はないしね。午前中のステージは小さなミスがあったからトップ5に入れなかった。午後のSS11もまずまずの結果だった。最後のSS12は、滑りやすい路面だったからスパイクタイヤを履くべきだったね。
競技最終日を楽しみにしているよ。僕たちの目標はトップ5でモンテカルロを終えることだ。シーズンをいい形で初めていきたいからね。
ティエリー・ヌービル/総合6番手
今日はラリーを楽しむことができたし、難しい状況を戦い抜いたことで自信もついたよ。昨日に引き続き、難しいタイヤ選択を迫られる一日だったけど、段々コツを掴んできたよ。最初のステージはちょっと硬すぎるタイヤを選びすぎて苦労した。特に路面が凍結しているところは慎重に走ったよ。午後はいいタイヤをチョイスできたこともあって、ベストリザルトを記録できた。マシンのセッティングも僕の好みにマッチしていたのも、ベストリザルトを出せた理由かな。
ようやくラリーの終わりが見えてきたけど、まだ3つステージが残っている。気を抜かずに最後まで戦っていくよ。