22日からスタートしているWRC世界ラリー選手権開幕戦モンテカルロのデイ3最初のステージが、安全上の理由からキャンセルされることが発表された。
デイ3最初のステージ、SS9は19.93kmのステージで現地時間9時16分ごろスタートする予定だった。、多くの観客がコースサイドに集まっており、特にコース終盤には観客が集中。主催者は、マシンがコースオフした場合、観客に危険が及ぶと判断し中止の決定を下した。
SS9のキャンセルにより、デイ3の午前中の走行は開幕戦で最も長い51.7kmのステージのみとなる。キャンセルされたSS9のコースは午後にSS11として走行が予定されている。
WRC開幕戦モンテカルロは、デイ2を終えた時点でフォルクスワーゲンのセバスチャン・オジェ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)が1分45秒のリードを築き総合首位。続く2番手、3番手にもフォルクスワーゲンのヤリ-マティ・ラトバラと、アンドレアス・ミケルセンがつけている。
シトロエンからスポット参戦しているセバスチャン・ローブ(シトロエンDS3 WRC)は、デイ2の最終ステージで左リアサスペンションを破損し、デイリタイア。マシンは修復されており、総合15番手でデイ3を迎える。