みんなが大好きなスイーツや肉料理…。お腹いっぱい食べたいところだけど、カロリーや健康への影響が気になるところ。
アメリカ・ロサンゼルスの「Kokiri Lab」は、そんな悩みを解決してくれる、まったく新しいプロジェクトをスタートした。
Project Nourishedと名付けられたこの企画は、ヴァーチャルリアリティ技術を使って、大好きなものを食べたような体験ができるガジェット。
いわば五感をだますことで、満足感を得られるという仕組みだ。
必要なのは、ヘッドセット、食品探知センサー、モーションセンサー、アロマティック・ディフューザーの4つ。
そして、実際に食することになるのは、海藻や野菜、フルーツなどを混ぜて形を整えたもの。直接見ると味気なさそうな塊だが、ヘッドセットを通してみると、ステーキや寿司に早変わりするというわけだ。
さらに、ディフューザーからリアルな香りが漂い、センサーは、口に運ぶまでの映像もリアルに再現してくれる。
あとは食感と味を似せれば、確かに本物と紛うほどの食事体験ができそうだ。
この技術が普及すれば、ダイエットの強い味方になってくれるのはもちろん、食品アレルギーや食事制限のある人にも役立ちそう。
将来的には、3Dプリントフードとして公開し、誰でもダウンロードできるようにしたいとのことなので、技術の発展に期待したい!
Kokiri Lab
http://www.kokirilab.com/
Project Nourished
http://www.projectnourished.com/
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