フェラーリの若手育成プログラムのメンバーで、2015年はザウバーのテスト&リザーブドライバーを務めるラファエル・マルチェッロが、GP2のチームを移籍することになった。
マルチェッロは2013年ヨーロッパF3選手権で王座に就き、2014年はGP2にステップアップ。レーシング・エンジニアリングから参戦し、ドライバーズランキング8位で初年度を終えている。
現在20歳のマルチェッロは移籍について、こう語っている。
「トライデント・チームと合意できたことを、心の底から喜んでいるよ。彼らが僕に寄せる信頼と関心を感じることができて、僕のドライビングスタイルを評価してくれたことをうれしく思っている。まずはフェラーリのサポートに感謝したい。成功を収めるために、これからやるべき仕事はたくさんあるけどね」
トライデント・チーム代表のマウリツィオ・サルバドーリは「イタリアの才能あるドライバーとの契約は、まさに特別なことだ」と言う。
「マルチェッロとの契約がまとまり、長いあいだ追い求めてきた夢が叶った気分だ。それと同時に、2015年の“レッロ(マルチェッロの愛称)”に対する期待は非常に高いことも理解している。そのために我々は勝てるクルマを用意できると確信している。トライデントは、彼がイタリア人ドライバーとしてF1へ行けるよう、彼のキャリアに貢献するため全力を尽くす」
2011年のヤルノ・トゥルーリを最後に、イタリア人のF1レギュラードライバーがいなくなってしまった。イタリアのチームが、フェラーリの秘蔵っ子であるマルチェッロにかける期待はかなり大きいようだ。
トライデントは、2014年のGP2シリーズで13チーム中ランキング6位。同チームのジョニー・チェコットが2勝を挙げ、ドライバーズランキング5位に入っている。