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世田谷でマンガ家・岡崎京子初の大規模展

2015年01月23日 00:03  オズモール

オズモール

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2012年に沢尻エリカ主演で話題になった映画「ヘルタースケルター」を観て、原作である岡崎京子のマンガに興味を持ったという方もいるのでは? 2015年1月24日(土)から3月31日(火)まで、世田谷文学館で開催される「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」では、300点以上の原画をはじめ、学生時代のイラストやスケッチ、1980~1990年代の掲載誌などに加えて、映画などの関連資料も充実。これまでの彼女の仕事を取り上げる、初めての大規模な展覧会に。 1983年の短大在学時に漫画家としてデビューした岡崎京子は、マンガ誌だけでなく、ファッション誌や音楽雑誌などでも活躍し、1980~1990年代を象徴する“東京ガール”として時代の最先端にいた人物。少女マンガといえば、瞳がキラキラで夢や憧れの詰まったストーリーが主流だった時代に、それとは対照的な都市に生きる少女のリアルな日常を描き出していたけれど、1996年に不慮の事故で活動を休止。しかしその後も、未完作品の発表や復刊が相次いで、新しいファンを獲得し続けているという。 「作品が掲載されていた当時からのファンだけでなく、映画などで関心を持ったという方、これから作品を読んでみようという方にも、楽しんでいただけるような内容になっています」と、広報担当の小池さん。 会場では、岡崎京子が愛する1960年代女の子映画の決定版「ひなぎく」の上映会やギャラリートークもあるので、多方面から彼女の世界観を深く知ることができそう。また、会期中は、キュートなマスキングテープ、作品「ショコラ・エブリディ」にちなんだチョコレート菓子など、数量限定のオリジナルグッズも販売されるとか。 作品の全容を知ったら、今も色あせないガールズ・ライフにもっと共感できるかも! 【オズモール】