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新ハースF1チーム、マルシャの施設買収もチーム救済には関与せず

2015年01月22日 15:40  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2014年イタリアGP ジーン・ハース
2016年のF1デビューを目指しているハースF1チームは、破綻したマルシャのファクトリーを取得してヨーロッパの拠点にする意向ではあるものの、マルシャチーム自体を買収するつもりはないことが分かった。

 ハースF1チームのボス、ジーン・ハースは、アメリカをベースにF1活動を行うものの、ロジスティクスの問題を考慮してヨーロッパにも拠点を用意する必要があると以前から述べていた。ハースはイギリス バンベリーに位置するマルシャのファクトリーを購入する契約を結んだと伝えられている。

 ハースはファクトリーに残ったマルシャの資財が売却された後に、準備を始めたいと考えている。

 マルシャの資財は今週競売にかけられる予定だったが、新オーナー候補との話し合いが進行しているとのことで競売は中止になった。ファクトリーを購入したことで、ハースがマルシャチームを買収して彼らのマシンで今年からF1に参戦するのではないかとの推測も持ち上がっている。しかし英AUTOSPORTの情報では、ハースにはマルシャのエントリーを買い取る意向はないという。

 F1商業面のボス、バーニー・エクレストンも、マルシャの現在の交渉にハースが関わっているのかと問われ「ノー」と答えたと、Sky Sportsが伝えている。