パストール・マルドナドが、ロータスは昨年の問題の解決に努め、2015年のマシン開発に関したくさんの「賢い仕事」をしたとして、今季は表彰台を狙えると語った。
F1に新パワーユニットが導入された2014年、ルノーと共にロータスは低迷しランキング8位に終わった。マルドナドはアメリカGPで9位に入ったのみで2ポイント獲得にとどまった。
今週ロータスが行ったマルドナドのQ&A企画において、ファンから新車についての質問がなされた。
マルドナドは「まだ乗っていないから何とも言えないけれど、この冬には賢い作業をかなり行ったから、強力なマシンになると思う」と答えている。
また、今シーズンの目標については「目標はたくさんあって、一番の目標はタイトルを獲得することだけど、ライバルたちは手ごわいからそれはかなり難しいと分かっている」と述べた。
「でもシーズンを通して最大限のポイントを取り、表彰台を獲得するために150パーセント努力するつもりだ。それからチームとして1戦1戦楽しみたい」
今年から使用するメルセデスエンジンが上位に戻るための助けになると思うか、という質問に対しては「そう期待しているけれど、そればすべてじゃない」とマルドナドは答えた。
「2014年に苦労した問題を解決するために努力してきた。トップを狙うつもりだよ」
一方、「なぜいつもクラッシュするのですか?」という質問が投げかけられ、これに対してマルドナドは次のように返答している。
「いつもじゃないよ。僕は速く走ろうとしている。そのためには限界ぎりぎりまで攻めなければならず、そうすると時には行き過ぎてしまうんだ」
「安定しないマシンに乗っているときには、一度体勢が乱れると立て直すのが難しい。それは僕だけじゃないはずだ」