トップへ

映画『王妃の館』に田中麗奈、吹石一恵ら13人、安田成美がフランス人の姫役に

2015年01月21日 10:20  CINRA.NET

CINRA.NET

上から時計回りに水谷豊、吹石一恵、緒形直人、安達祐実、田中麗奈 ©浅田次郎/集英社 ©2015「王妃の館」製作委員会
4月25日から公開される水谷豊の主演映画『王妃の館』の追加キャストが発表された。

浅田次郎の同名小説をもとにした同作。倒産寸前の旅行会社が立てた、1つの部屋に2種類のツアー客をダブルブッキングさせる計画によって、パリの一流ホテル「シャトー・ドゥ・ラレーヌ」を訪れた2組のツアー客たちが、ツアー客のひとりで天才作家の北白川右京の独特の人柄によって翻弄されていく様を描く。新作小説執筆のためにツアーに参加し、パリでも順調に筆を進めていく主人公の右京を水谷が演じる。監督は、映画『探偵はBARにいる』シリーズや『相棒シリーズ X DAY』などの橋本一。

今回出演が明らかになったのは、ツアーのダブルブッキングを画策し、2組のツアー客が鉢合わせしないよう奔走する旅行会社の女社長・朝霞玲子役の田中麗奈、朝霞の部下・戸川光男役の尾上寛之をはじめ、様々な秘密を抱えるツアー客を演じる吹石一恵、青木崇高、中村倫也、安達祐実、山中崇史、野口かおる、緒形直人、石橋蓮司。さらに、右京が描く物語に登場する人物として、ルイ14世の寵愛を受けた美しい姫・ディアナ役の安田成美、ルイとディアナの息子であるプティ・ルイ役の山田瑛瑠、ルイ14世役の石丸幹二もキャストに名を連ねている。

なお同作は、昨年6月にクランクインし、ルーブル美術館、セーヌ川、ヴォージュ広場、ヴェルサイユ宮殿などで撮影を敢行。邦画として初めてヴェルサイユ宮殿の撮影を許可され、休館日に宮殿を1日貸切にして撮影が行われたという。

【水谷豊のコメント】
個性的で理由ありな男女11名のツアー客。パリを舞台に時にコミカルに、時に感動を誘う芝居を、素晴らしいキャストの皆様と一緒に作り上げることが出来ました。ヴェルサイユ宮殿での撮影は俳優人生の中でも、夢のような贅沢な瞬間でした。その他ルーヴル美術館など、豪華絢爛な建物の中で我々にいったい何が起こったのか!楽しみにしてください。
17世紀フランスの舞台は、今作で演じた小説家・北白川右京が書く物語の中が描かれます。安田成美さん、石丸幹二さん、山田瑛瑠くんが、フランス人を見事に演じてくれております。まるで絵画の世界のような美しいシーンの連続ですよ。
ゴールデンウィークは、人生を変えるパリの旅へ。
映画「王妃の館」にお越しください。

【田中麗奈のコメント】
浅田次郎さんの原作王妃の館を10年前程に偶然にも読んでいました。当時は、とっても面白くこんな大作の娯楽作品、映画化なんて無理だろうなと思っていました。ですが、今回実現しました。実現させた制作チーム、そしてパリで力強く堂々と撮影した現場チーム、本当に凄いと思います。