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F1パワーユニット規則変更に対するホンダ、メルセデス、レッドブルの反応

2015年01月20日 15:40  AUTOSPORT web

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2014 F1アブダビ合同テスト ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダMP4-29H)
FIAがF1パワーユニットメーカー4社に対してシーズン中のアップデートを認めたことに関し、ホンダやいくつかのチームがコメントしている。

 FIAは昨年末、パワーユニットのホモロゲーションの期限がレギュレーションに明記されていないとの指摘を受け入れ、メルセデス、フェラーリ、ルノーが2015年シーズンに開発を続けることを許可した。しかし今年から参戦するホンダに関しては、昨年のライバルたちと同様に2月28日を期限とし、シーズン中のアップデートを禁止するのが公平な措置であるとの見解を示した。

 マクラーレンとホンダはこれに不満を持ち、FIAと話し合いを行った結果、先週、FIAは再び規則を変更、ホンダにも条件付きでシーズン中のアップデートを認めることを決めた。

“新マニュファクチャラー”は他のエンジンメーカー3社がシーズン中に使用できるトークン(開発点数)の平均ポイントを使用することが許されるという判断について、ホンダのスポークスパーソンは次のようにコメントしたとSky Sportsが報じた。

「ホンダは土曜夜に正式な知らせを受けました。FIAからの説明は概ね理解しています。しかし私たちの状況についてはまだコメントできません」

 メルセデスのスポークスパーソンは今の状況に「リラックスしている」と述べたということだ。一方、レッドブルはルノーと共に今回の規則変更の影響について詳細に評価し、最大限にこれを活用しようとしている。

「今も評価しているところだ」と今年レッドブルの技術アドバイザー的役割を務めるエイドリアン・ニューエイはSky Sportsに対して語った。
「かなり遅い段階で(規則が)変更されたので、ルノーと共にこれを最大限に活用する方法を見つけ出そうとしている。今はまだそれがはっきりしていない。ルノーはまだダイナモでのテストでやるべきことが山ほどある。それが終わってから決断を下す」