フェラーリは、今年チームに加入したエステバン・グティエレスがサード&リザーブドライバーとしての仕事をスタートしたことを明らかにした。
23歳メキシコ出身のグティエレスは、ザウバーでF1に2年間にわたり参戦したものの、2014年末でシートを失った。その後、彼はフェラーリと2015年に向けてサード&リザーブドライバー契約を結んだ。
グティエレスは今月16日にマラネロを訪れ、フェラーリのスタッフと話をし、シート合わせを行った。
「今僕にとって重要なのは、新しい環境にできるだけ早く適応し、溶け込むことだ」とグティエレス。
「一緒に働くスタッフとよく知り合う必要がある。フェラーリエンジンを使った経験があるから、新しいパワーユニットの開発に貢献できると思う」
グティエレスはザウバー時代にフェラーリエンジンを使用しており、その経験がマシン開発に役立つものとチームは期待している。
今年フェラーリにレギュラードライバーとして加わったセバスチャン・ベッテルも先週マラネロを訪問し、新シーズンに向けての準備を行っている。