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スーパーGTセパンテストへドライバーも続々到着。11台が参加へ

2015年01月19日 02:10  AUTOSPORT web

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セパンサーキットのピットで整備を受けるSUBARU BRZ R&D SPORT
2015年のスーパーGT開幕へ向けて、いよいよ本格的なテストがスタートする。例年行われているマレーシア・セパンでのテストに向け、1月18日続々とスーパーGTドライバーたちがサーキット入りした。

 例年12月、1月と行われているセパンでのテスト。大きく気温が冷え込む日本国内に比べて有用なデータがとれることから、GT500クラスに参戦するニッサン、レクサス、ホンダの3メーカーに加え、GT300クラスのマシンも含め多くのマシンが参加する。

 今年は1月19日からテストがスタートする予定で、早くからマレーシア入りしていた各陣営のスタッフによりマシンが準備され、走行開始に向け整備が進められている。

 セパンに運び込まれたGTマシンは11台。GT500クラスではニッサンが開発車の230号車、インパルの12号車、KONDO RACINGの24号車。レクサスがトムスの36号車、37号車、RPバンドウの19号車。ホンダがチーム国光の100号車、NAKAJIMA RACINGの32号車、開発車の99号車がピットに入っている。

 また、GT300クラス車両では3号車ニッサンGT-RニスモGT3、すでに体制が発表されている61号車スバルBRZ GT300がピットに。BRZはこのテストが初のダンロップでのテストとなるが、外観は東京オートサロンで展示されたものとは異なり、昨年の仕様と近い形状となっている。BRZは井口卓人と山内英揮がドライブする。

 走行前日となったこの日、サーキットのパドックエリアでセパン入りが確認されたドライバーは、ホンダ勢では伊沢拓也、山本尚貴、小暮卓史、金石年弘、武藤英紀、中嶋大祐、ベルトラン・バゲット、そしてさらに、GP2でキャリアを積み2014年のル・マン24時間LMP2ウイナーのオリバー・ターベイがともにサーキット入りしている。

 レクサス勢では、ジェームス・ロシターがすでにサーキット入り。また、SNS上で脇阪寿一と関口雄飛がマレーシア入りしていることを明らかにしている。ニッサン勢でも、松田次生、本山哲、安田裕信といったところがマレーシア入りしている。また、その他にもセパン入りするドライバーがいるようで、このあたりの誰がどのマシンに乗るのかは、19日以降明らかになりそうだ。

 車体面では、レクサスRC Fのデザインライン下部に変更が見られるほか、ホンダ勢のミラーも変更されている様子だ。