2014年にWTCC世界ツーリングカー選手権にデビューしたドゥサン・ボルコビッチが2015年はプロチーム・レーシングに加入し、ホンダ・シビックWTCCをドライブすることになった。
ボルコビッチは、セルビアでさまざまなレース活動を展開。その後ヒルクライム等を経て、2013年にはETCCヨーロッパ・ツーリングカー選手権に参戦。ランキング3位を獲得した。
2014年、ボルコビッチはセルビア石油産業(NIS)のサポートを受け、セルビア人ドライバーとして初めてWTCCに参戦を開始。シボレーRMLクルーズTC1を駆り鈴鹿ラウンドでセルビア人初の世界選手権表彰台を獲得し、2メートル7センチの体いっぱいに喜びを表した。
そんなボルコビッチは、セバスチャン・ローブ・レーシング加入が決まりチームを離脱したメディ・ベナーニに代わって、プロチームに加入。シビックWTCCをドライブすることになった。
「2年目のWTCCシーズンをより良い、新しいチームとマシンで迎えることができて嬉しく思うよ」とボルコビッチ。
「WTCCで1年目を過ごしたカンポス・レーシングには本当に感謝しているよ。鈴鹿ではキャリアハイの2位に入ることができたんだからね。今季はJASモータースポーツとプロチームと一緒に、少しでも早くプレシーズンテストでホンダ・シビックのことを覚えないといけない」
「そして最も重要なことがあるんだ。僕が207cmの体をシビックの中になんとか収めることができたんだよ! でもみんなは僕のために大きいコクピットを用意しないといけないと思っているみたいだけどね」