トップへ

AMRの95号車、15年はLM-GTEプロクラス参戦へ。ロータスF1のテストドライバーも獲得

2015年01月16日 17:50  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

15年シーズンはWEC世界耐久選手権のLM-GTEプロクラスへのステップアップを目指しているヤングドライバーAMRの95号車
アストンマーチン・レーシングとしてWEC世界耐久選手権に参戦しているヤングドライバーAMRは、2015年シーズンについて、LM-GTEアマクラスからプロクラスにステップアップする意向を明かし、新たなドライバーラインナップを発表した。

 ヤングドライバーAMRは、95号車アストンマーチン・バンテージV8でWECのLM-GTEアマクラスを戦い、14年はル・マン24時間でクラス優勝を飾るとともに、WECでもクラス王座を獲得している。

 WEC/ル・マン24時間のエントリーリストは2月に発表されるためプロクラスへの参戦が確定しているわけではないものの、チームを率いるジャン・ストルーベは「2014年のLM-GTEアマクラスでチャンピオンを獲得し、さらに前進するのにいい時期だと感じたんだ」とステップアップに向けた意気込みを語っている。

 またチームは同時に、デンマーク出身の若手ドライバー、マルコ・ソレンセンを新たに起用することを発表。昨年もチームからWECを戦ったクリストファー・ニギャルド/ニッキー・シームとともに、全員がデンマーク人というラインナップになった。

「今も僕の夢はF1でレースをすることだけど、他のカテゴリーを体験することはその目標を妨げるものではないんだ」と語ったソレンセン。彼は昨年、ロータスF1のテストドライバーを務めるとともに、GP2でも1勝を挙げるなど活躍。WECには初めての参戦となる。

「ここ数年、ル・マン24時間を中心にスポーツカーレースも追っていたんだ。ル・マンで初めて走るのを楽しみにしているよ」