『第87回アカデミー賞』の候補作品が、現地時間の1月15日に発表された。
作品賞にノミネートされたのは、『アメリカン・スナイパー』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『6才のボクが、大人になるまで。』『グランド・ブダペスト・ホテル』『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』『Selma(原題)』『博士と彼女のセオリー』『セッション』の8作品。アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の新作『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』が、監督賞、主演男優賞を含む9部門、ウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』が、監督賞、編集賞、美術賞など含む9部門で、ともに最多ノミネート作品となった。
また、ベネディクト・カンバーバッチが実在の数学者アラン・チューリングを演じる『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』が、監督賞、主演男優賞、助演女優賞など8部門でノミネート。さらに、2013年に日本で公開された高畑勲監督の『かぐや姫の物語』が、『ベイマックス』などと並んで長編アニメーション賞にノミネートを果たしている。なお、短編アニメーション部門には、元ピクサーアニメーションスタジオ所属で、アメリカを拠点に活動する堤大介とロバート・コンドウの共同監督作『ダム・キーパー』がノミネートした。『第87回アカデミー賞』の発表と授賞式は現地時間の2月22日に行われる。