『「ここより北へ」石川直樹+奈良美智展』が、1月25日から東京・神宮前のワタリウム美術館で開催される。
2014年に日本の北部などを共に旅した石川直樹と奈良美智。旅は3度にわたって行われ、青森にあるアイヌ語に由来する地名を持つ場所、北海道のアイヌと関連のある土地や、サハリンを訪れた。
2人旅をきっかけに開催される同展では、旅の最中に石川と奈良がそれぞれ撮影した写真を展示。さらに、2人の靴や日記、リュックサック、本、レコードといった日用品や、創作に使われる道具なども展示される予定だ。
なお関連イベントとして、1月25日には石川と奈良による対談『ここより北へ』が開催。2人が旅行で見たものや考えたことについて、スライド上映と共に語る。さらに、1月30日にはアイヌ伝統歌の再生と伝承をテーマに活動する女性グループ「マレウレウ」によるコンサートやワークショップも行われる。