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吐いて吸えば不調知らずに!カンタン呼吸法

2015年01月15日 00:02  オズモール

オズモール

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通勤中、歩きながらちょっと意識するだけで、血行がよくなりカラダがイキイキしてくる呼吸法があるって知っている? 少しの時間で簡単にできるその方法を、呼吸アドバイザーの椎名由紀さんに教えてもらおう! 「呼吸で酸素を十分取り込めないと、血行が悪くなり、冷えや肩こりなどの原因に。さらに、疲れやすくなり、抵抗力も落ちて、さまざまな不調を招いてしまうこともあります。呼吸は口でするよりも、鼻でする方が、吸える空気の量が1.5~3倍多くなり、たっぷりの酸素を取り込むことができます。鼻呼吸を意識しながら歩くことで、普通に歩くよりも血行がよくなり、日に日に体調も良くなっていきますよ」(同) 歩きながら試したい鼻呼吸はこちら。吐くときも吸うときも、口は閉じて鼻だけで呼吸し、あんまり急ぎ足にならない程度に歩いてみよう。 6歩で吐いて、2歩で吸う! “歩きながら呼吸”のポイントは3つ! (1)頭のてっぺんが空からつられるイメージをしながら、足裏全体で地面をしっかり踏みしめるように歩く。 (2)2歩ごとに「吐く」「吐く」「吐く」「吸う」の鼻呼吸を繰り返す。 (3)吐く時に、3段階でお腹を凹ませる。 まずは5分~10分を目安にトライ!  慣れてきたら、電車やバスの待ち時間、待ち合わせのときなど、立っている間も、この「吐く・吐く・吐く・吸う」の鼻呼吸を続けてみよう。 「立つときは、左右の足裏の“親指・小指・かかとの内側・かかとの外側”の8点に均等に体重をのせましょう。姿勢に気を配っている女性に多いのが、お尻をつき出して、体を過度なS字にこわばらせる反り出っ尻型。これはコリや便秘の原因になります。骨盤を立てて下腹部をキュッと締め、頭のてっぺんと足裏8点で、上下に引っ張り合うイメージで立ってみてください」(同) 大切なのはしっかり息を吐ききること。習慣にできれば、細胞一つひとつに栄養が行き渡り、次々にうれしい体調の変化を実感できるそう。ただし、ひとつだけ注意点が。 「めぐりのいい体になると、お酒に弱くなります。今までお酒が強かった人も、少量で酔ってしまうことも。ぐいぐい飲まないで様子を見ながら量を加減してくださいね」(同) お酒が好きな人にとっては少し残念かもしれないけれど、飲み過ぎ防止にも役立ちそう!? 椎名由紀 呼吸アドバイザー。体内対話株式会社代表。第40代ミス東京第1位。高校時代から15年続いた心身の不調を江戸時代の禅の呼吸法で克服し、「ZEN呼吸法」をメソッド化。レッスンや講演などで幅広く活躍中。著書に『呼吸美メソッド』(双葉社)、『若返り美人呼吸~がんばらないZEN呼吸法で別人のように若返る!』(ベストセラーズ)などがある。ZEN呼吸法をもっと知りたい人は「ZEN呼吸法」で検索してみて!【オズモール】