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ガブリエル・オロスコの個展『内なる複数のサイクル』、体験可能な卓球台作品も

2015年01月14日 21:20  CINRA.NET

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ガブリエル・オロスコ『La DS カーネリアン』2013年 変形した車 489×122×147cm
『ガブリエル・オロスコ展―内なる複数のサイクル』が、1月24日から東京・清澄白河の東京都現代美術館で開催される。

ガブリエル・オロスコは、1962年にメキシコに生まれ、1990年代前半から現在まで国際的に活動を続けるアーティスト。路上に捨てられた物や日常の風景といった人工物を新たに捉え直し、地域性や政治性を排除した彫刻やインスタレーション、写真作品などを発表している。近年では2009年から2011年にかけて、アメリカ・ニューヨーク近代美術館、イギリスのテート・モダンをはじめとする世界の美術館で大規模な個展が開催された。

今回の展覧会は、オロスコの日本国内美術館での初個展。自動車を分断して貼りあわせた代表作『La DS』や最新のキャンバス作品が展示される。さらに、中央に池が組み込まれた卓球台の作品も登場し、来場者は実際に遊ぶことも出来るという。なお、1月24日にはオロスコによる講演会も開催される。