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ライリー・テクノロジーズ、LMP3車両『AR-2』を共同事業で製作

2015年01月14日 15:50  AUTOSPORT web

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ライリー・テクノロジーズがアヴェ・モータースポーツとの共同事業で製作するLMP3車両『AR-2』
アメリカのコンストラクター、ライリー・テクノロジーズは、トランザム・シリーズなどで活躍するアヴェ・モータースポーツとの共同事業でLMP3マシンを製作することを明らかにした。

 デイトナプロトタイプのシャシーなどを手がけているライリーは今回、以前ともにトランザム車両を製作した経験のあるアヴェ・モータースポーツをLMP3製作のパートナーに選んだ。

 トニー・アヴェ率いるアヴェ・モータースポーツは、以前ライリーとともにトランザム車両のAR-1を制作しており、このマシンで2度のチャンピオンを獲得している。今回両者が制作するLMP3マシンは『AR-2』と命名され、デザインをライリーが、そして車両製作をアヴェが担当することになる。

 ライリーを率いるビル・ライリーは「アヴェが制作したトランザムカーはチャンピオンを獲っている。彼の製作技術はLMP3もうまく進歩させてくれるはずだ」とAR-2への期待感を語っている。

 来季からELMSとアジアン・ル・マン・シリーズ(AsLMS)に創設されるLMP3クラスは、ル・マン24時間やWEC世界耐久選手権を目指すチームやドライバー、コンストラクターのための入門カテゴリー。コストキャップ制のもと、420馬力を発生するV8エンジンを搭載したクローズド車両で争われる。ワンメイクのエンジンはニッサンが供給する。