トップへ

アストンマーチン・レーシング、16年以降のドライバー獲得に向けて若手育成プログラムを創設

2015年01月14日 13:20  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2016年シーズンからのワークスドライバー獲得に向けて新たに若手育成プログラムを創設することになったアストンマーチン・レーシング(AMR)
アストンマーチン・レーシング(AMR)は、2016年シーズン以降の新たなワークスドライバー獲得に向けて、今年から若手育成プログラムを創設することを明らかにした。

 17歳から25歳のドライバーを対象としたこの育成プログラムでは、最大で10名がこのプログラムのもとで15年シーズンのGT3やGT4カテゴリーに参戦することになるという。

 若手ドライバーには、それぞれAMRのワークスドライバーが割り当てられ、シーズンを通しての評価を受けるということだ。AMRを率いるジョン・ガウは次のように語る。

「経験のあるドライバーと若い才能の組み合わせになる。ジョニー・アダムやリッチー・スタナウェイなどのドライバーに過去に行ってきたことを公式なものにするんだ」

 とはいえ、AMRとしては、このプログラム出身のドライバーたちをすぐにトップカテゴリーに投入することにこだわっているわけではないのだという。

「彼らをすぐに(WECの)97号車に乗せようとは思っていないよ。これは本当だ」とガウ。

「我々がジョニーとやってきたことを見てみてほしい。彼は今年ブランパンとイギリスGTのプログラムに取り組むんだ」

 なお、10名の若手ドライバーたちはプログラムの一部として体力面でのトレーニングやアドバイスも受けるほか、AMRのシミュレーターでの走行も行うことができるということだ。