シトロエン・レーシングは13日、WRC第1戦ラリー・モンテカルロを前に、2015年仕様のシトロエンDS3 WRCのカラーリングを公開した。
2014年に続き、ホワイトをベースに、トタルのレッドとアブダビのゴールドに彩られた2015年仕様のDS3 WRC。ただ、2014年からはカラーリングのパターンが若干異なり、細かい花びらを散らしたかのようなパターンが目を引く。
とりわけ目立つのは、ボディ後方に描かれた『60』の文字だ。2015年は、1955年のパリ・モーターショーで多くの話題を集めた名車、シトロエンDSが発表されてから60年という節目の年。この60は、それを記念したものだ。
全体的な視認性を高めたニューカラーリングを纏ったDS3 WRCを走らせるシトロエン・レーシングには、新たにスイスの腕時計メーカーで、WRCのオフィシャルタイムキーパーも務めるサーチナがパートナーに。また、レーシングギアサプライヤーがサベルトからスパルコに変更された。
サーチナの時計は、チームに所属するクリス・ミーク、マッズ・オストベルグ、シェイク・カリド・アル-カシミの3人は常に装着することになる。
「我々はセルティナとスパルコのような伝統的なブランドがパートナーとなり、我々の情熱を共有してくれることを喜んでいる」とシトロエン・レーシング代表のイブ・マトンは語った。