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USCC公式テスト:ウェイン・テイラー・レーシングの10号車コルベットDPが3日間の総合首位に

2015年01月13日 00:20  AUTOSPORT web

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3日間の総合トップタイムをマークしたウェイン・テイラー・レーシングの10号車コルベットDP
ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)は11日、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイでプレシーズンテスト最終日を迎え、3日間の総合首位にはウェイン・テイラー・レーシングのジョーダン・テイラー/リッキー・テイラー/マックス・アンジェレリ組10号車コルベットDPがつけた。

 1月末の開幕戦デイトナ24時間に向けて9日から行われていた今回のプレシーズンテスト。最終日は2度のセッションが行われたが、降雨のため多くのチームは早めの撤収作業に入ることに。そんな中、この日の首位にはスターワークス・モータースポーツの7号車ライリー・ディナンDPがつけた。7号車は、ルーベンス・バリチェロが2回目のセッション中のほぼ路面が乾いたタイミングでアタックを行い、1分47秒230をマークしている。

 3日間の総合結果では、ウェイン・テイラー・レーシングの10号車コルベットDPが1分39秒181で首位に。2番手にはアクション・エクスプレスの5号車コルベットDPが僅差で続き、3番手はマイケル・シャンク・レーシングのニューマシン、60号車リジェJS P2・ホンダとなっている。マツダLMP2 SKYCATIV-Dレーシング勢は07号車がクラス13番手、70号車がクラス14番手につけた。

 PCクラスでは、COREオートスポートの54号車オレカFLM09が1分41秒769で3日間のクラス首位に。RSRレーシングの11号車が2番手、そしてスターワークスの8号車が3番手となっている。

 GTLMクラスでは、ポルシェ・ノースアメリカが投入するヨルグ・ベルグマイスター/アール・バンバー/フレデリック・マコウィッキ組の912号車ポルシェ911RSRが1分44秒316という3日間のトップタイムをマーク。2番手はアストンマーチン・レーシングの98号車アストンマーチン・バンテージV8、そして3番手に911号車ポルシェが続いている。

 GTDクラスは、ライリー・モータースポーツの33号車ダッジ・バイパーSRTが1分46秒948で3日間の首位に。同じくライリーの93号車バイパーが2番手に並び、3番手はライト・モータースポーツの58号車ポルシェ911 GTアメリカとなった。藤井誠暢と星野敏もドライバーを務めるフライングリザードの45号車アウディR8 LMSはクラス7番手でテストを終えている。

 USCCの開幕戦デイトナ24時間は、1月22日よりフリープラクティスが始まり、24日~25日にかけて24時間の決勝レースが開催される。