ウイリアムズF1チームのチーフテクニカルオフィサー、パット・シモンズは、バルテリ・ボッタスが将来ワールドチャンピオンになると確信している。
フィンランド出身、25歳のボッタスは、2014年にコンストラクターズ選手権3位に躍進したウイリアムズのマシンを駆り6度の表彰台を獲得、F1参戦2年目にしてドライバーズ選手権4位につける活躍をみせた。
2013年のシーズン中にチーフテクニカルオフィサーに就任したシモンズは、ボッタスのポテンシャルに確信をもっており、今シーズンのチャンピオンシップでも重要なひとりになると信じている。
「彼には本当に感銘を受けているんだ」とシモンズ。
「非常に聡明で、とても速い。多くのミスをしないし、たとえミスをしてもそこから学ぶんだ」
「彼は素晴らしい個性をもっており、真のチームプレーヤーでもある。彼にはワールドチャンピオンの可能性があると強く確信しているよ」
シモンズは、長いF1キャリアにおいてアイルトン・セナやミハエル・シューマッハー、フェルナンド・アロンソといった多くのチャンピオンドライバーと共に仕事をしてきた経験をもっている。
「私は若い頃に何人かのワールドチャンピオンと一緒に働いてきたんだ。バルテリがワールドチャンピオンになるということに、全く疑いはない」
また彼は、ボッタスがスピードだけではなく、他にもチャンピオンとして重要な資質を備えていると語っている。
「確かに、それはひとつだけではない」
「知性であり、適応力、物事に対する考え方、ハードワークへの取り組み、細部へのこだわり。これらが彼をワールドチャンピオンに導くだろう」