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USCCデイトナ公式テストの初日はチップ・ガナッシの01号車ライリー・フォードDPが首位に

2015年01月11日 03:20  AUTOSPORT web

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初日のトップタイムをマークした01号車ライリー・フォードDP
ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)は9日、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで3日間のプレシーズンテストが幕を開け、初日はチップ・ガナッシ・レーシングのスコット・プルーエット/ジョーイ・ハンド/チャーリー・キンボール/セイジ・カラム組01号車ライリー・フォードDPがトップタイムをマークした。

 1月24日~25日にかけて24時間の決勝レースが行われるシリーズ開幕戦デイトナ24時間を前に行われているこのプレシーズンテストは、9日~11日の3日間の日程で開催される。

 初日のトップタイムは、14年シーズン限りでDTMドイツツーリングカー選手権のBMW陣営を離れ、15年に向けてガナッシの01号車のドライバーとなったハンドが記録。2回目のセッションで1分39秒397をマークし、これが1日を通してのトップタイムとなった。2番手には同じくガナッシの02号車ライリー・フォードDPがコンマ1秒の差で続き、3番手には昨年までデイトナプロトを投入していたものの今季に向けてLMP2クーペを投入したマイケル・シャンク・レーシングの60号車リジェJS P2・ホンダが入った。また、4番手には0号車デルタウイングDWC13がつけている。

 マツダLMP2 SKYCATIV-Dレーシング勢は、70号車がクラス13番手(1回目)/クラス15番手(2回目)、07号車がクラス14番手/クラス13番手で初日を終えた。なお、今年から新たにHPD ARX-04b・ホンダを投入するエクストリームスピード・モータースポーツ(ESM)は2号車が周回を重ねた一方、1号車はタイムを記録していない。

 PCクラスでは、昨年のクラス王者、スターワークス・モータースポーツの8号車オレカFLM09が1分42秒360のトップタイムをマーク。11号車、54号車と続いている。

 GTLMクラスでは、参戦している5車種がコンマ3秒以内に連なる結果に。そんな中、アストンマーチン・レーシングのペドロ・ラミー/ダレン・ターナー/マティアス・ラウダ/ポール・ダラ-ラナ組98号車アストンマーチン・バンテージV8が1分44秒414でクラス首位につけた。2番手に911号車ポルシェ911 RSR、3番手に62号車フェラーリ458イタリアが並んでいる。

 GTDクラスでは、ライリー・モータースポーツの33号車ダッジ・バイパーSRTが1分46秒948のトップタイムをマーク。僚友の93号車バイパーが2番手に続き、3番手は58号車ポルシェ911 GTアメリカとなっている。藤井誠暢と星野敏もドライブするフライングリザードの45号車アウディR8 LMSは、1回目のセッションをGTDクラス3位、2回目のセッションをクラス9位で終えている。