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『スーパーグランツーリスモ選手権』は盛況に。ゲストの可夢偉が強豪相手に大活躍

2015年01月11日 01:10  AUTOSPORT web

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小林可夢偉も登場し大盛況となった『スーパーグランツーリスモ選手権』。リアル、バーチャルのトップドライバーが集結した。
1月10日、東京オートサロン2015の会場となっている幕張メッセのイベントホールで開催された『スーパーグランツーリスモ選手権”in オートサロン』。多くの視聴・観覧者が訪れたほか、ゲストに小林可夢偉も登場し、イベントは盛況に終わった。

 この『スーパーグランツーリスモ選手権 in オートサロン』は、“バーチャルとリアルの融合”をテーマに、オートスポーツwebとスーパーGT500クラスで活躍する脇阪寿一、ニコニコ生放送を運営するドワンゴ、そしてグランツーリスモを制作するポリフォニーデジタルのコラボレーションで誕生した番組。現実のプロドライバーが、本気でグランツーリスモをやったらどうなるか……? という意図のものだ。

 これまで2回がニコニコ生放送で放送され、モータースポーツファン、ゲームファンどちらにも人気の番組となったが、今回は東京オートサロンという会場を使用し、公開生放送として今までを大きく上回る規模で実施された。

 今回登場したのは寿一をはじめ、本山哲、小暮卓史、柳田真孝、塚越広大、関口雄飛というGTトップドライバーをはじめ、D1グランプリからは今村陽一が参加。さらに、ファン待望の木下隆之も登場し、解説兼ドライビングスタンダードオブザーバーとして、“ドリキン”土屋圭市が出演した。

 ピエール北川アナウンサー、辻野ヒロシアナウンサー、オートスポーツwebナビゲーター桃原美奈の名調子の下、タイムアタック合戦を主体にしてプロドライバーの“速さ”、“うまさ”をアピールするべく展開されていったスーパーグランツーリスモ選手権 in AUTO SALON。ただ、グランツーリスモ6への慣れが出てしまったか、木下、今村は苦戦するシーンも。とは言え、プロの上手さが引き立つ笑いあり、

 タイムアタック後は、敗者復活レースも開催。グランツーリスモならではと言えるフォルクスワーゲン・サンババスレースや、遅いクルマを速いクルマが押す『押し押しレース』も開催したが、そこになんと、極秘ゲストとして小林可夢偉が登場! 会場は「おおお~」という歓声に包まれ、ニコニコ生放送上でも大いに盛り上がりをみせた。

 その可夢偉が「グランツーリスモは初めて」と言いながらも大活躍をみせる。いきなりサンババスレースでトップチェッカー! さらに、押し押しレースでも関口雄飛を好アシスト。最後のGT500レースにも進出すると、グランツーリスモ日本王者のYAMさん、会場でのタイムアタック合戦を制したほんださんという超強豪ゲーマーたちを相手に、超接近戦の大バトルが展開されたルート246を制し、さらに富士スピードウェイでは塚越広大を超僅差で制し連勝! 企画側もビックリの「可夢偉呼ばなきゃ良かった!(寿一)」という大活躍をみせた。

“バーチャルとリアルの融合”という意味では、非常に興味深い展開となった『スーパーグランツーリスモ選手権”in オートサロン』。大いに盛り上がりをみせた大会となった。参加したドライバーたちも大いに楽しんだ&敗れたドライバーは悔しかった様子。次回放送も乞うご期待だ。