WRC世界ラリー選手権でフォード・フィエスタWRCを走らせるMスポーツは、2015年仕様のカラーリングを公開している。
2015年はエルフィン・エバンスとオット・タナクがドライブすることになるMスポーツのフィエスタ。昨年まではネイビーを主体としたカラーリングに彩られていたが、今季は爽やかなホワイト~ブルーのグラデーションが描かれることになった。
このカラーリングは、1979年にハンヌ・ミッコラがドライブしたフォード・エスコートRS1800 MkII、1989年にコリン・マクレーがドライブしたフォード・シエラRSコスワースの影響を受けたカラーリングで、長年WRCに参戦し続けているフォードの伝統が、若きドライバーたちが駆るフィエスタに合わせ、現代的に彩られているという。
「今年のカラーリングをデザインするにあたって、長年WRCに参戦しているプレステージな立ち位置を、フレッシュでエキサイティングな形で表現したかったんだ。歴史を通じて、フォードは世界でもお馴染みと言えるカラーリングデザインを生み出しているからね」とMスポーツ代表のマルコム・ウイルソンは語っている。