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ダカールラリー:カルロス・サインツにまたも不運、クラッシュによりリタイア

2015年01月09日 13:10  AUTOSPORT web

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ダカールラリー2015のデイ5、クルマが5回転するクラッシュにより、リタイアを余儀なくされたカルロス・サインツ(プジョー2008DKR)
2015年のダカールラリーは8日、コピアポ~アントファガスタ間697km(SS458km)のデイ6が行われ、ウラジミール・バシリフ(ミニ・オール4レーシング)がステージ優勝した。プジョーのカルロス・サインツ(プジョー2008DKR)は激しくクラッシュし、リタイアすることとなった。

 昨年のダカールラリーで総合10位だったバシリフはステージ序盤からペースを掴み、ステージ2位を獲得したヤジード・アル-ラジ(トヨタ・ハイラックス)に20秒差をつけてステージ優勝を成し遂げた。ステージ3位にはロビー・ゴードン(ハマーHST・ゴルディーニ)が入っている。

 ステージ4位にナッサー・アル-アティヤー(ミニ・オール4レーシング)が入り、総合首位を堅持。ステージ6位で終えた総合2番手のジニール・ドゥビリエ(トヨタ・ハイラックス)との差を11分に広げた。総合3番手は前日と変わらずアル-ラジとなっている。


 プジョー勢は、ステファン・ペテランセル(プジョー2008DKR)がステージ5位を獲得し、総合順位は9番手へ浮上した。一方、チームメイトのカルロス・サインツはトラブルに見舞わてしまう。

 プジョーによると、サインツが砂埃のなかバギーを追走していたところ、なにかに衝突し、衝撃でクルマが5回転したとのこと。幸いドライバーとコ・ドライバーは無事だったが、クルマのダメージが酷くリタイアを余儀なくされた。

 プジョーの3人目のドライバー、シリル・デプレにもトラブルが発生し、ステージ64km地点でストップ。マシンの修復に2時間近くかかり、ステージ77位でフィニッシュした。

 四輪市販車部門での連覇に挑む日本のチームランドクルーザー・トヨタオートボデーは、三橋淳/アラン・ゲネック組がクラス首位。ニコラ・ジボン/三浦昂組は1分30秒遅れのクラス2番手となっている。トラッククラスの日野チーム・スガワラ勢は、菅原照仁/杉浦博之組516号車が総合21位。菅原義正/羽村勝美/若林葉子組524号車は総合33位となっている。

 ダカールラリー2015のデイ5ハイライトは、J SPORTS3で22時~22時30分に放送される予定だ。