『攻殻機動隊』シリーズ最新作となる劇場版映画の詳細が判明。あわせて特報とポスタービジュアルが公開された。
1989年から連載された士郎正宗の同名漫画をもとに制作される同シリーズ。これまでに押井守監督による1995年の映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、2004年の『イノセンス』、神山健治監督によるテレビアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG』など、様々な形で映像化されている。
新作のタイトルは『攻殻機動隊 新劇場版』。全身を義体化したサイボーグで、内務省直属の組織である攻殻機動隊を率いる主人公・草薙素子の出生の秘密や、彼女が戦い続ける理由、「攻殻機動隊」の起源などが描かれる。公開は、2015年初夏を予定している。
制作陣には、総監督およびキャラクターデザインを手掛ける黄瀬和哉、脚本を手掛ける冲方丁、音楽を担当するCORNELIUS、アニメーション制作のProduction I.Gら、映画『攻殻機動隊 ARISE』のスタッフが再集結。声優陣には、坂本真綾、塾一久、松田健一郎、新垣樽助、咲野俊介、中國卓郎、上田燿司、中井和哉、沢城みゆきが名を連ねている。なお、4月からは『攻殻機動隊 ARISE』のテレビシリーズが放送。テレビアニメについての詳細は後日発表される。
【士郎正宗のコメント】
『攻殻機動隊』は「最初から劇場用作品として制作されたもの」に限ると1作目『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、2作目『イノセンス』、3作目『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』に続いて、『攻殻機動隊 新劇場版』が4作目となる。25年前には『攻殻機動隊』というタイトルがこんなに長く生き延びて、遠いところまで旅をする事になるとは思わなかった。関係者諸氏に感謝すると共に、今回も既存作品同様、多くの方々に楽しんで頂ける作品になる事を祈っている。